こんにちは、ちょめです。
大人になってから思い出す中学生のころの記憶ってどんなですか?
クラスでの思い出、恋愛の思い出、部活の思い出など。。
なんとなく靄がかかったような遠い記憶で楽しかった記憶でしょうか。
私は中学生の時に顔の肌が赤くなる酒さを発症しました。
もちろん楽しかった思い出もたくさんある中学生時代でしたが、酒さのことを思い出すとつい心が暗くなりがちです。
今回は、中学生で顔が赤いことに悩んだ当事者として、親にしてほしいことという視点で考えてみたことを書いてみようかなと思います。
もしいま、子供や家族の子で顔が赤ら顔になっている子がいたりしたら、少し参考にしてみてください。
中学生の時に真っ赤になり出した頬
中学生の時、鼻の横にポツポツ赤いニキビができ始めたと思っていたら、治らないうちにできてを繰り返してみるみる両頬が真っ赤になり出した私。
1年もすると量頬が大きいたこ焼きサイズ程の真っ赤状態になりました。
それまで肌トラブルは特になかったので短期間で真っ赤になってしまった自分の頬が恥ずかしく感じていました。
中学生で、しかも活発な運動部に入ってたためメイクはまだできず、毎日さらされる顔を気にしてはいましたがそれが治らないものだとは思ってませんでした。
ただ、徐々に時間が経つと同級生に顔が赤いことであだ名を付けられたりすることがあり、それにはショックを受けて悲しい気持ちになったりしてました。
当時付けられたあだ名はアンパンマン。
自分でもたしかに。。と思ってしまうほどの自分の両頬の赤さでした。
そんな事がありながらも、まだ完治が難しい皮膚病とは知らなかったので周りの思春期ニキビと同類と思っておりそこまで長い目で見て絶望的には捉えてなく、しかもまだまだ幼かったのでそこまで客観的に目立つとは気付ききってなかったように思います。
絶望よりも今の自分の姿が嫌い、そんな気持ちでした。
家族にして欲しいこと
大人になった私が思う、顔が赤くなる(もしかしたら酒さかもしれないような)皮膚を持つ中学生に親や家族がして欲しいことは、
大問題にしない
見た目問題なので、かなりデリケートです。
もちろん治療のために皮膚科にいくなどは必要ですが、心持ちとして親や家族がとても心配したり問題にしてると、自分の見た目がそこまで大問題なんだと思うようになり人前に出ることはおろか大人数と時間を共にする学校にいることが苦痛になってしまいます。
私の親に関しては、父親は一切触れてこない(私の前では)、母親はかなり慎重に、空気が重くならないようにその話題を出してきていたので中学生の私はサラ~っと答えていました。
宿題やったの~?
した~
くらいのサラっとさ。
でもきっと母親は相当気を使ってその話題を出していただろうし、つとめて明るく大したことないように話しながら肌について私が深く悩んでいないか探っていたのかもしれません。
それは今思うと中学生の私にとってすごく大事だったことで、もし母親が「うちの子の肌が…」とか「肌荒れがひどくなるから~しちゃダメよ」とかいうタイプだったら、きっと私ももっと深刻に捉えていたでしょう。
デリカシーのない大人には気をつける
子供同士だって肌のことを直接面と向かって言わないなど気を遣える子が多いのに、大人でもデリカシーなくズバズバ指摘してくる人がいます。
そういった家族でない第三者の大人から肌のことを指摘されるのは非常にショックでした。
友人の母親から良かれと思って言われる心配の言葉、親戚のおじさんから言われるからかい、そんな大人からの言葉は今でも私のトラウマになってることです。
話の通じつ相手ならば予め肌のことには触れないよう伝えておくことも良いだろうし、明らかに言いそうな大人がいる場所は避けられるならば本人には気付かれないように極力避けてあげてもいいと思います。
同世代の人間から言われるのもショックでしたが、大人から言われるのはまた違った心へのダメージがあります。
自信が持てる何かをもてるように
気持ちのケアとして一番なのは肌のこと以外で自信の持てること、結果じゃなくて夢中で話せるようなことを作ったり、褒めてもらうことです。
肌のことは確かに悩ましい問題だけど、自分はこっちに夢中で考えるのに忙しいからいいんだって思えるようなことがあるといいですよね。
とはいえ特にないよ…って子だって多いですが、
そしたら話を聞いて、その子が興味のあるところへ一緒に行く楽しみを作ってあげる、その子が褒められて自分に自信がつくような内面を褒めてあげるなど、肌の面で自信を無くしててもそれだけじゃないんだよってことを伝えて欲しいかなと思います。
最終的には
顔が赤い原因はいろいろありますがもし酒さであればこの先長い戦いになるし、その中でもっと傷ついたり困ったりすることも出てきます。
でも最終的には、肌が赤いなんて全然気にしてないよってスタンスでいてくれて、本気で治療のこと一緒に考えてくれて、気にしてないけど必要とするときには励ましてくれて、ていう家族がいると本当に救われるしどうにか頑張っていけるんじゃないかと思います。
ということで今回は、もし子供が中学生で顔が赤くったら親としてどうして欲しいか?どう中学生の時に顔が赤かった当事者が今思う事について書いてみました。
本人がどれくらい気にしてるか、学校での周りの反応の状況などによっても全然変わってくるとは思いますが、1つの参考にしていただけたらなと思います。
ここまでお読みくださりどうもありがとうございました!
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