こんにちは、ちょめです。
酒さの化粧水選び、難しいですよね~。
赤ら顔に効くって書いてあるものや、超敏感肌用の化粧水をちゃんと選んで買ってきているのに、使い始めてすぐは「いいかも?!」な気がしても結局数日経つとガサガサに乾燥してたり。
あ~あ、まただめかぁ。
なんてがっかりする場面もしょっちゅうなんじゃないでしょうか。
私はかれこれ20年近く酒さと付き合ってきて、数え切れないくらい色んな化粧水を試してきましたが、そんな中でなんとなく自分の肌には「こういうのを選べばいいんじゃないか」というのが見えてきました。
今日は私が考える”敏感肌用”を選ぶだけでは足りない、酒さの化粧水選びには浸透と保湿両方できるのがカギということについて書いていきます。
敏感肌用はリスクを最小限にするためのもの
何使ったらいいか分からないからとりあえず敏感肌用を選びますよね。
化粧水を手作りする人もいるかもしれません。
酒さも敏感肌であることには間違いないです。むしろ超敏感肌ですね。笑
そもそも敏感肌用ってなんなのでしょうか?
敏感肌用スキンケア用品では知らない人はいないんじゃないかというNOVでの説明では、こうあります。
敏感肌の多くは、健康なお肌に比べ、バリア機能が低下していて、皮脂が少なく乾燥しやすい傾向があります。体調の変化やストレス、冷暖房などの環境、花粉などの季節的要因に敏感に反応して、トラブルが生じやすいお肌です。
引用:NOV
トラブルが生じやすいお肌ということです。たしかにそうですよね。
また、資生堂ではこんな風にも書いてあります。
●敏感肌用の化粧品は「極力、肌への刺激を抑えるよう配慮」してつくられています。
引用:資生堂dプログラム
肌への刺激を抑えるように配慮してあるものということですね。
バリア機能が弱まってる肌に対して、何かの成分で反応を起こさせないよう、極力刺激物を入れずに作ってるものが敏感肌用です。
敏感肌用化粧水とはまさに「攻撃しない守りのスキンケア」と言えそうですね。
大打撃はなくても保湿剤でジリ貧に
攻撃しない守りのスキンケアは、敏感肌の範疇にある「酒さ」にも良さそうに思いますよね。
でも「酒さ」は普通の敏感肌はまた違うので、ただ刺激物を避ければいいということでもありません。
なぜかというと、酒さの熱のせいで基本的に万年乾燥肌である上に、保湿乳液やクリームもあまり使えないからです。(乾燥が余計に進むため)
せっかく敏感肌用のちょっと高い化粧水を買ってきて頑張ってケアしてても、ジリジリちょっとずつ乾燥が悪化してく状況に陥いる場合があります。
それは、敏感肌用スキンケアの保湿剤(乳液やクリーム等)で肌にフタをしてしまってるからで、
熱を持つ酒さがフタの下で熱を溜め込むことで蒸発が進んで乾燥が進んでしまいます。
そのためせっかく選んで使い始めたものでも、「刺激は感じてないから商品自体が合わないってことは無さそうなのに乾燥進んで何か足りないなぁ…」となってしまうのです。
浸透と保湿を同時にできるもの
そのため、私は極力独立した保湿剤を使わないようにして化粧水と保湿剤が一緒になったタイプのものを使っています。
蓋という蓋を作らずに、肌に浸透した化粧水がそれぞれの場所で保湿の役割も果たしてくれたら、熱がこもり過ぎることなく、熱による乾燥を最小限に抑えられると思ったからです。
実際、化粧水と保湿剤が1本で一緒になったものを使ってる時は、潤ってぷるぷるにはならないものの、徐々に乾燥が悪化するということがないのをを実感してます。(改善はしなくとも、悪化していかないって酒さだとすごく大事ですよね~切実)
ただ、これ1本で全部済みます!と言われてるような、手軽さをアピールしてる「オールインワン」がいいというわけではないです。
私も前に使ったことあったんですよね。結果から言うと塗って割りと乾燥しました。
これは単に表面だけで中まで浸透してなかったからだと思います。
角質が厚い酒さ肌にどれだけ浸透してくれるか
化粧水と保湿剤が一緒になってると考えると、どれだけ奥まで浸透してくれるかによって乾燥するまでの時間が違いますよね。
例えるとすれば、スポンジ表面にたくさん霧吹きした場合とスポンジ全体に含ませた場合、より長時間水分を保てるのはきっとスポンジ全体に含んでるときですよね。(例え分かりにくかったらごめんなさい~)
そう思って、肌への浸透率は酒さにとってすごく大事だと私は思っています。
肌にある水の通り道「アクアポリン」を通過できるもの
細かい話になってはしまいますが、私たちの肌の細胞膜には「アクアポリン」というたんぱく質があります。
そのアクアポリンはトンネルみたいな形をしているのですが、そのトンネルを水分が通過することで肌の奥や横に水分が行き渡るんだそうです。
アクアポリンを通過できるのは、「イオン化された水(イオン水」だけです。
化粧水を選ぶ際には、イオン水を多く含んだものはないかな?とそんな視点で探してみると、酒さ肌の内部まで浸透してくれる化粧水を探しやすくなるかもしれないのでおすすめです。
赤ら顔に効く化粧水と言ってるもの
ちなみに「赤ら顔」に効くって宣伝している化粧水ありますよね。
酒さも大きな枠では赤ら顔に入りますよね、見た目問題で。
赤ら顔は病名じゃないので化粧水宣伝にも使ってるのだと思いますが、一種の赤ら顔である「酒さ」が治る化粧水は私が知る限りないですよ。(もしあったら酒さは難治性皮膚炎になってないと思います~)
化粧水で治る赤ら顔ももしかしたらあるのかもしれないけど(私はそう思ってないけど)、”赤ら顔”っていう多くの悩んでる人が言葉で惑わされてしまうような物には私は若干嫌悪感さえもあります。
まとめ
ということで、酒さの化粧水は「浸透と保湿」が同時にできるものを選ぶのがカギということについて書いてみました。
・敏感肌用を使っても肌にフタをしたら徐々に乾燥が悪化する
・化粧水と保湿が一緒にできるものがおすすめ
・どれだけ浸透してくれるか(イオン水を参考に)が大事
化粧水選びの参考に少しでもなればと思います。
お読みいただきありがとうございました!
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