肌に炎症やニキビのある人がエステでピーリングするのはリスキーだよ

酒さ

こんにちは、ちょめです。

肌荒れしてるとき、皮膚科とは別にフェイシャルエステに行く人も多いですよね。

結婚式を控えた花嫁さんが式の前に美肌目的でエステに通うこともあるくらいですし、肌荒れ改善のためにエステを考える人も多いかもしれません。

エステでニキビを相談すると、代謝が悪い・ターンオーバーを促進する目的でピーリングを薦められることもあると思いますが、にきびを始めとした肌荒れをピーリングで改善していくってすごくリスキーって私は思います。

今回は敏感肌やにきびがある人がピーリングすることについて私が思うことを書いてみます。

もし良かったら読んでみてくださいね。

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ピーリングの種類

『ピーリング』と一口に言われるピーリングですが、ピーリングを行うのにはいくつか種類があります。

大きく分けてケミカルピーリングとレーザーピーリングがあり、よくエステで行われるピーリングはケミカルピーリングが主です。

ケミカルピーリングとは、薬剤を用いることによってピーリングするものです。

ケミカルピーリングの薬剤には種類があるよ

ケミカルピーリングで使われる薬剤は色んな種類があります。

グリコール酸という薬剤が最も多く使われており、その他にも乳酸、サリチル酸、フルーツ酸(クエン酸など)があります。

薬剤に共通しているのは「酸」であるということ。

簡単に言えば「酸」を使って顔の薄皮を1枚剥ぐことで下の皮の促進を行うのがピーリングなので、薄皮を剥ぐことのできるような「酸」に皮膚が耐えられるのが前提になります。

使われる薬剤の種類や濃度が違う

エステによって使われる薬剤や濃度は異なります。

そもそもトラブルのある肌に酸をつけること自体がとてもリスキーだと思いますが、濃度もすごく重要です。

効果があるということは、当然その分薬剤の濃度が濃いことになります。

酸も濃度が低ければそこまで肌へのダメージが強くないですが、ピーリングが出来るくらいの濃度だとかなり濃くなっています。

エステを利用する側から見て、どの程度の濃度の薬剤を使うのかまでなかなか分からないですし、濃度が記載してあってもそれが一体どのくらいの濃さなのかわからないですね。

そんなよくわからない状態でトラブルのある自分の肌にピーリング薬剤をつけるのはある意味賭けとも言えると思います。

中には利用者の肌の状態を見て使用する薬剤や濃度を決めるエステもありますが、トラブルのある肌にケミカル(薬剤)を付けるのに濃度を決めるのは皮膚科医でないというのも、とてもリスキーだなと私は思います。

強いものを強いもので抑えるのは失敗も大きい

エステでピーリングを行っているところが多いというのは、実際改善例も多いからなのだと思います。

私は難治性の皮膚炎である酒さを約20年間抱えてきた私の経験から、強い状態を強いもので抑えようとするとその分失敗したときのダメージは最初よりも大きいと考えています。

にきびやアトピー等の治療でステロイドの使用で皮膚炎を起こしてしまっている状態に酒さ様皮膚炎があります。

肌に現在進行形の炎症が起きている時、それを酸の強い薬剤を使って薄皮を剥いでコントロールして治していこうというのは失敗したときのダメージも大きいのでリスキーです。

「ケミカルピーリング 失敗」と検索すると数多くの失敗例が出てくるので、気になる方は調べてみてください。

さいごに一言

肌荒れで悩んでいると、こうすればきれいになりますよと言われるとどうしても試してみたくなるものですよね。

皮膚科の治療が思うように効果が無い時などはとにかくどうにかして治したいと探したりする気持ちはよく分かります。

エステでのピーリングはすごく魅力的ですが、それと同時に皮膚に炎症のある私たちにとってはとてもリスキーです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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