こんにちは、お久しぶりです。
酒さ、お肌の調子はいかがでしょうか?
私はまぁまぁ、文字通りまぁまぁといった感じです。
冬の終わり、少し春を感じる季節になると毎年痒みが出て荒れやすいです。
季節の変わり目、特に気温差の大きい変わり目には初めて酒さの診断を受けるという人も少なくない時期なんじゃないかなと思います。
酒さの診断をされると、どうにか治せないものかと調べます。
酒さ様皮膚炎と酒さの情報はごちゃごちゃして分かり難いですが、よく調べていくうちに両者の違いがわかって来て、酒さであることに絶望的な気持ちになったり…
でもそんな中で、美容皮膚科って「酒さは治せます」みたいなこと書いているところがチラホラあるんですよね。
美容とかじゃないガチな皮膚科で酒さは治療法がないって書いてあるのに、なんで美容皮膚科で治せるみたいなこと書いちゃってるの?ってそこでも混乱するし変な期待を招いちゃいますよね。
ほんと、酒さを抱える人は藁にもすがる気持ちの人が多いと思うので、治療法がありますなんて書かれてるのをみるとそれに賭けてみたい!!って気持ちが湧いてきてしまうものです。
この記事では、何十万もする美容皮膚科での酒さ治療で酒さは治るの?ということについて、私が思うことを書いてみようと思います。
もし良かったら読んでみてくださいね。
赤ら顔=酒さではない
顔が赤くなる症状が出るのは酒さだけじゃなくて他にもいろいろあります。
・毛細血管拡張症
・にきびorにきび後
・脂漏性皮膚炎
・酒さ
・酒さ様皮膚炎
・病気ではなく生まれつき温度差などによって頬が赤くなる
それぞれ病名(または生まれつき)は違えど、外から見える症状は似ているように見えるかもしれません。
これは私の私見ですが、↓のように分かれててこの中で場合によって美容皮膚科の治療が該当するのは①②なのかなと思うんですよね。
それなのにまるで③も含めて治るように書いてあるので混乱を招きやすいと思います。
期待して何十万もする治療を受けてしまうなんてツラすぎます…。
①毛細血管拡張症
②にきびorにきび後
③
・脂漏性皮膚炎
・酒さ
・酒さ様皮膚炎
④
・病気ではなく生まれつき温度差などによって頬が赤くなる
例えばですが②のにきび治療に強い美容皮膚科だったりすると、にきびによって出てしまったような顔の赤みは治せる実績があったりするので、うまく書かれてるとつい酒さにも治療できるんじゃない?って思わせてしまうようなだったりするんです。
そこが落とし穴というか、わかりにくい部分ですよね。
原因がわからないのに治療できるのか疑問
皮膚治療ってそもそも原因がわかっていてこその治療だと思います。
酒さで赤くなった皮膚は、症状だけでみれば「赤ら顔」と言われる毛細血管拡張症とも同じだし、生まれつき皮膚が薄くて血管が透けて見えてしまうことで顔があかくなるものとも同一視できなくもないです。
でも表面上は同じように顔の皮膚が赤くなっていてもそれぞれ原因が違えば治療法だって違うはずですよね。
顔という部位が部位だけに間違った治療法、例えば薬剤を使ったり光を当てたりすることってとても危険なことだなって思います。
「酒さ」を治すことはいまだできないとされてるのは事実にも関わらず、赤みという「症状」に対して治療をするってどういうことなんだ?ってすごく疑問に思うんですがどうでしょう。
日本より酒さ患者数がずっと多いアメリカにある米国皮膚科学会などそういう権威あるところが毎年公開してる情報でさえ治せる方法はまだ発表されておらずに少しずつ進歩してる(?)ような状態なのに。
血管とかアクネ菌とか皮脂とか、原因がわからないものに対して症状に対して治るとして治療をしたところで大きな意味がないと思うし、症状に対して病名をちらほら織り交ぜながら治せると言う事に苛立ちさえ感じるんですよね。
治療過程にあることの多いピーリングやレーザー、皮脂の分泌を強制的に押さえる治療なんか危険すぎてもってのほかです。
最後に一言
ということで、美容皮膚科で何十万もする治療を受けて酒さの肌の赤みがなくなって治るのかどうかについて、私の意見を書いてみました。
とはいえ日々皮膚科とか美容皮膚科関連のページは見ることが多いと思うので気になりますが、そこは本来何の治療を専門にしてるところなのかを考えると、ちょっと落ち着いて考えられるのでぜひそんな視点でも見てみてください。
最後までお読みくださりどうもありがとうございました!
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