こんにちは、ちょめです。
肌にトラブルを抱えて悩んでると言われることは大体決まっていて、不摂生せず規則正しく清潔な生活をしてくださいと言われますね。
酒さと診断される前の肌荒れだと思ってた時期、酒さと診断後も病院の先生はもとより周りの人からのアドバイスとしても何十回と聞いてきました。
夜更かししない、甘いものは控える、脂っぽいものは控える、3食きちんと食べる、清潔な寝具を使うなどなど。
それはそれは規則正しい教科書通りの真面目生活!
そのことに関して私は思うことがあって、それはそんな完璧な規則正しい生活をしたからって酒さは良くなるものでもないと。
逆に言えばそんな規則正しい生活しなくても悪化しないです。
今日は規則正しい生活しないと酒さは良くならないとは思わないことについてお話します。
「なんかもうちゃんとやるの疲れた。」って人はもし良かったら読んでみて下さい。
そんな生活は想像できない
夜更かししない、甘いものは控える、脂っぽいものは控える、3食きちんと食べる、顔を清潔にする、清潔な寝具を使う、ストレスを溜めない…
肌荒れするリスクのあることを控えてくださいねということです。
でも、上記に書いたようなことをしっかり守る生活って普通の大人だったらなかなか難しいんじゃないかなと思います。
しかも半永久的にね。
夜更かししなくて、美味しい甘いもの脂っぽいものを控えて、寝具の清潔さに神経質になってストレスを溜めない方法がそもそも分からないです。
一時的な思春期ニキビへのアドバイスなら分かりますが酒さに大してそのアドバイスは私はナンセンスだなって思います。
なので治す方法は今のところないけど規則正しい生活をしてくださいって言うのはちょっと酷な気がするんですよね。
私は10代の頃からなので、
それって一生規則正しい生活で終わるの?じゃないと悪化するの?悪くなったら規則正しい生活しなかった自分のせい?
そんな気分になっていました。
大切なのは「やり過ぎ」を避けること
どれもやりすぎると良くない話であって、避けていたら逆にストレスが溜まって悪影響が出ます。
長期的に何かを我慢するって相当ストレスですよね。
それが日常生活に根深い食事に関することだったり、楽しみな時間だったりすると尚更。
それによって起こる「ストレス」が見えずにアドバイスが出来上がってることが多いのではないかなと思います。
過度に制限して気持ち的な面でストレスを溜め込まないほうがいいのに、病院の先生から規則正しい生活を、甘いものは控えてなんて言われると藁にもすがる思いだとそれをしたら悪化するみたいに捉えちゃうじゃないですか。
私は糖尿病を持ってる人が身近にいて時々病気について話をすることがあります。
その人は糖尿病のコントロールが容易にうまくいってるわけではなく、いつも苦労しながらコントロールしてます。
そんな人の病院での話を聞くと、ちゃんと息抜きの話もしてるんですよね。
息抜きというか頑張るための心の休養も必要だよというような話。
もちろん糖尿病にとって糖の高い食事は良くないに決まってるけど、
“日々の生活でたまには食べたいよねってことも理解してるよ“、“1日単位じゃなくて1週間、2週間単位で考えればいいんだよ“、とか。
(その人の数値ややる気などによって先生が言うことも違うのだとは思いますが)
そんな感じで、こうしてくださいって言いっぱなしじゃなくてケアも入ってるので話を聞いていて皮膚科とは違うなぁと思うことがよくあります。
きっと糖尿病はコントロールするために少なからず食事などで制限が出てくる病気だし、そのためには気持ちのサポートも治療の一環となってるのかもしれないですね。
酒さは命に関わる病じゃないからそこまで配慮が進んでないんだというような気もするけど、一番は酒さのことをよくわかってない先生がアドバイスするから悪いものはやめてください(規則正しい生活してください)なんて大きなアドバイスになるのかなって気がします。
酒さは皮膚科ですが、長く続く病気なのでそういった気持ちを考えたアドバイスやケアもしてもらえるといいですよね。
少なくとも私は思春期真っ只中の10代の頃や就職期などは治療だけじゃなくて先生からの心のケアが欲しかったです。
皮膚科に行っていても、ここは治療で来てるんだからツライ気持ちを吐き出すところじゃないって気持ちが働いて言えず、心が孤独になっていくような気がしていました。
経験上規則正しい生活をしたら症状に影響するか
規則正しい生活は肌に良いので大きな範疇では酒さにも良いと言えます。
ただ酒さだけに絞って考えると、酒さの症状が規則正しい生活によってどうこう変わるかって言われると、「そうでもない気がする」のが私のこれまでの経験上の感想。
例えばすごく仕事が忙しくて毎日夜遅くまで仕事だったり休みがなかったりしてストレス発散のために暴飲暴食してっていう不規則な生活でストレスが強かったりしたら酒さも悪化すると思います。
毎日板チョコ1枚食べたりケーキ食べたりっていう、そんなぶっ飛んだ話だったら悪化する可能性が高いと思いますけど、酒さになってから良くなりたい一心で色々我慢しないと・・・って気をつけてる私たちからしたら甘いものとかってそんな大きいレベルの話じゃない人も多いんじゃないかなと思うんですよね。
もっとちょっとした少量だって頑張って我慢してる人が多いんじゃないかな…。
そういうレベルの規則正しさ(我慢)と酒さの悪化との関係についてそうでもないんじゃないかな?というのが私の思ってることです。
私の場合で言えば、明らかに分かってる悪化因子は長時間のメイクと精神的な自分にとってのイベント事などのストレス。それは規則正しい生活とはまた別問題で、私にとっての悪化因子。
他の人にとってはその人の悪化因子ってあると思います。
そういったものが何なのか、それを避けようとするのが大事であって一概に規則正しい生活すれば酒さが良くなるってことはあまりないんじゃないかなと思います。
私は人付き合いが苦手でお酒も飲まないので夜とははあんまり出歩かないし、ロングスリーパーなので23時台には大体寝ます。それでもって超朝方。
いわゆるジャンクフードは滅多に食べないし家食が多いし、太りやすいので大量にはお菓子は食べれません。
犬の散歩で毎日ガンガン歩いてるのでどちらかと言えば、いわゆる規則正しい生活に近い方の人間です。
ですが、残念ならがそんなの関係なく酒さはそんなの無視で悪化する時は悪化しますよ。
程よく楽しんで心穏やかに付き合ってく
悪化したら「なにか悪かったのかな…」「こないだあれ食べちゃったからかな」と考えることはもちろん無駄ではありません。
色々考えて自分にとって少しでも調子よく過ごせるように考えるのはすごく大事ですよね。
ですが、生活と酒さの悪化の波を紐付け過ぎると自分が苦しくなるし、酒さの調子の波に心の気分の波がコントロールされやすくなってしまうので注意が必要だなと思います。
そうなるとどんどん悪化の原因を考えるクセがついて自分の生活の幅を狭めてしまうので、そんなちいさなこと関係ないくらいに思うほうが良いです。
他にある楽しみで心の抑揚があった方がずっとストレスフリーで肌にもいいような気がします。
私も前はすごく気にしていたんですが、酒さは長く続くものなのでそのくらいに考えてないとやってけないな~と最近では思うようになりました。
最後に一言
ということで、規則正しい生活をしないと酒さは良くなれないとは思わないよって話でした。
酒さはしっかり真面目な生活したら良くなるほどシンプルでもないので、やり過ぎなければそこまで規則正しくなくても平気だよというのが私なりの感想です。
いつまで続くかわからないのい我慢することに疲れちゃったよ・・・ってなる前に漢方飲んだりして適度に食べたいもの食べるなど楽しめるようにしていきたいですね。
ここまでお読みくださりありがとうございました!
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