こんにちは、ちょめです。
漢方の最大のデメリット、それは味にあると思います。
あの独特の香りと味。
苦かったり、時には不気味に甘い味だったりする味はなんとも言えないもんです。
頑固な不調や病気の症状の治療に苦戦していて頼れるのは漢方しかないところまで来たのに、どう頑張っても不味くて毎日何回も飲む漢方に耐えられない人もいるんじゃないでしょうか。
一般的によく知られている漢方の形は粒状のものと煎じる液体のものがありますが、実は効能は落とさないそれ以外の形状もあります。
意外と知られていないような気がするので、今回は漢方のもう1つの形について書いてみますね。
もし良かったら読んでみて下さい。
漢方を諦めるにはもったいない!
先日お話していた人と、中国茶の話から漢方薬の話しになりました。
私が漢方を飲んでいることを話すと、その方も以前に漢方を飲んだ時期があるとのこと。
以前にと言ったのでもう改善されて卒業したものだと思ったら、味が苦手でどうしても続けられなかったんだそうです。
ツムラのエキス粒剤を飲んでいたそうなんですが味・香りが苦手で吐き気がしてしまうので、苦肉の策でココアや珈琲に混ぜてどうにか服用していたものの、毎食ココアや珈琲を飲むのもそれはそれで負担で、数ヶ月で辞めてしまったんだとか。
症状は治まったわけではないけど、あの味と香りはどうしても無理だそうです。
もったいないなとも思いますが、気持ちは十分に分かります。
吐き気がするほど苦手なら頑張る頑張らないの問題ではないので仕方が無いですよね。
エキス錠剤でダメなのだから、液体の煎じ薬はきっと更に苦痛だとうと思います。
とはいえせっかく漢方の効果に期待して始めてみたいと思われたのに、味が原因で飲めないのは悔しいですよね。
エキス製剤や液体がダメでも、他にも手はあるので諦めるのはまだもったいないです。
他にもある漢方の形:丸薬
漢方の形状は様々です。
煎じ薬、エキス製剤が飲めなかったとしたら、他に試すものとして丸薬という形状があります。
丸薬とは、漢方薬の元である生薬をそのまま粉末にしたものをハチミツと合わせて練ったものです。色も形もタピオカのような形状をしてます。
出典:本草閣ブログ
生薬を煮出した液体である煎じ薬、
煎じ薬を煮詰めて濃縮したエキスを粒状にしたものであるエキス製剤、
これらに対して生薬をそのまま練って丸めて玉状にしたのが丸薬(がんやく)なので、効き目も高いです。
服用の仕方は、これをそのままパクっと口にいれて口に少し砕いて飲み込むだけ。
煎じる手間がないのに、煎じ薬と同じレベル(それ以上?)の効き目があるのがメリットの丸薬です。
ただ服用したときに口に広がる漢方薬はかなりのものなので、漢方の味や匂いが苦手な人には予め少し砕いたものを口に入れて素早く水で飲み込むのがオススメですよ。
エキス製剤に比べて口で溶け難いので、あらかじめ少し細かくしたものを口に入れてすぐ噛まずに飲み込めば、口の中での広がりは一番少ないです。
それでもどうしてもダメな場合は、自分でハチミツを口の中に入れてから飲むのもありかなって思います。
少なくとも丸薬はエキス製剤、煎じ薬よりかは口の中での漢方の広がりが最も少ないので、その2つがダメだった場合でも一度試して欲しいです。
処方してくれるか予め確認を
ツムラ等のエキス製剤は処方してくれても、丸薬を処方してくれる病院は少なめです。
漢方を専門にやっている内科や、漢方専門医のいる病院を探して先に問い合わせて聞いてみておくことをおすすめします。
薬局についても、丸薬は処方せんを持って行っても取り扱い無しと言われることが多いので…そこがちょっと難点かな。
最後に
ということで、漢方をせっかく飲みたいのに味や匂いが無理すぎて飲めない・・・
そんな時に実は他にも選択肢があるよ!っていうお話でした。
参考にしていただければ嬉しいです。
最後までお読み下さりありがとうございました!
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