酒さは何も対処をしないと悪化する?20年の治療経験で分かった事

酒さ
SparrowsHomeによるPixabayからの画像

こんにちは、ちょめです。

 

朝の犬散歩がだんだんと寒くなってきました。

酒さにとっては寒暖差のある時期は一般的に悪化しやすい時期です。

今日はそんな酒さについて、特に対処や治療をしないとやっぱり進行してくの?

という疑問の答えについて私の経験を踏まえて書いていこうと思います。

もしよかったら読んでみて下さい。

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酒さはどう進行していく

現段階で酒さと診断された人は、酒さのことを調べてるうちに色んな画像なんかも目にする事があると思います。

特に上の方に出てくる画像はドキっと胸が痛くなるような画像だったりして怖くなってしまうかもしれません。

酒さには進行の程度によって段階分けされています。

第1度:鼻、頬、眉間、顎などの毛細血管が拡張して赤く見える。かゆみはほとんど無く、ほてり感が強い。主に冬だけ症状が出る人もいる。

第2度:ニキビに似た湿疹。皮脂の分泌が増える。

第3度(鼻瘤):鼻を中心に湿疹ができて毛穴が広がる。男性に多い。

この分類分けは色んなところに書かれていてみることができますが、これって症状についての変化が書いてあるけど私達酒さの人にとっては一番気になるのはそうじゃなくて「範囲」じゃないかと思うんですよね。

範囲については書いてないのでちょっとわかりにくいなと感じます。

でも大方の人が診断の時点では1度~2度初期くらいなのでしょうか。
私は悔やまれる事に診断までに何年も要したので2度中度くらいになってしまってましたが。

話を戻して、私を含めて恐らく多くの人が気になっていて知りたいのは、それぞれの人の今の段階から画像で見るような重い症状に確実になっていってしまうの?どんな風にどこまで広がるの?

ってところじゃないかと思うんです。

これよりひどくなるのか、最悪どこまで広がるのか、と酒さがこの先どうやって進行していくのか不安・恐怖で気になるのが普通です。

酒さは、基本的には炎症期そうでない時期があります。

細かい症状の変化はありつつも数年単位で見たときに炎症期とそうでない時期を繰り返します。

私の経験上、炎症期の1年~数年で範囲の広がりをみせ、炎症期が終わるとまた年単位でその範囲内での赤みやブツブツが続きます。

炎症期にできる酒さによるブツブツは、酒さの範囲外にできるんです。

酒さと酒さじゃない正常肌のラインのちょっと外側。

それを繰り返してくうちに、酒さの赤み部分とブツブツがくっついていってしまいブツブツの部分も酒さ肌になってしまう流れで広がります。

約20年の酒さ暦の中で最初の炎症期では頬全体に広がり、数年後の2回目の炎症期に頬の横側と鼻、おでこに広がり、また次には顎へと広がっていきました。

そのようにして私は酒さが広がっていきました。

ブツブツがあまり出ないタイプの酒さの人もいて、例えば通勤で毎日自転車に乗るときに冷たい風に顔がさらされて赤く霜焼けのようになり、それを繰り返すうちに赤みが引かなくなって酒さになったり範囲が広がったりする人もいるようです。

治療しないと進行していくのか

酒さの治療は塗り薬&ビタミン処方、漢方がメインです。

塗り薬も色んな種類がありますし、日本では認可されてない海外で使われてる酒さの塗り薬を個人輸入して使う人もいます。

人によっても合う合わないがありますが、合う物が見つかれば症状を抑えることができるようです。特に初期(1度)の軽度の場合などは薬が合えば見た目的にもかなり効果を実感できる人もいるみたいです。

漢方についても体に合えばある程度のコントロールが効くので効果を実感できます。

ではそれらの治療をしないと進行してしまうのか?という疑問ですよね。

私の経験上自分の体について分かった事は、

炎症期だったらすごいスピードで進行する
炎症期でなければ意外と変わらない

炎症期じゃない時期って、炎症期に比べるとすごく精神的にラクなのでつい治療をサボったりする時期も出てくるんですが、意外と変化無いんですよねー。

あれ?塗っても塗らなくてもできるときはできるし変わらなくない?と。

結局は炎症期に左右されてるってことなんですよね。

一生懸命治療したり薬塗っても炎症期には勝てないというか。

なんでそんなこと言うかって言うと一生懸命できることやってるのにどうにもならずに炎症していく時期を経験してきたから。

炎症期には勝てない、まさにそんな風に感じてしまうのです。

炎症期以外に治療に励む意味

炎症期の炎症は完全には抑えられないなっていうのがこれまで何度も炎症期を経験した感想なんです。

じゃあどうしようもないの?っていうとそうでもないので安心を。

これまで炎症期じゃない時期はもしかしてありえないと思っていたけど治るんじゃないの?!なんて安心する気持ちもでて少しさぼりがちになっていた治療(漢方とか)なんですが、そうしていると炎症期が来た時の悪い跳ね上がりが半端ないってことが分かりました。

どうせ炎症期は来る可能性はあるんだけど、なにもしてないと凄いやばいのが来るってことなんですね。

言い換えると、炎症期じゃない時期に症状的には飲まなくても大して変わらないし大丈夫かも!って思っても真面目にコントロール治療してると炎症期が軽く済む(もしくは来ない?)んです。

だから炎症期に比べれば調子が良い数年こそ、地道に治療し続ける意味があります。

慢性的に外用薬を塗るのは良くないですし、やっぱり地道に漢方を飲み続けるのが良いですね。

まとめ

進行性の酒さは治療しないと進行するの?という疑問についての私の答えを書いてみました。

・炎症期でなければそこまで進行することはない(私の経験では)
・ただ何もしていないと次に来る炎症期が重いものになる(私の経験では)

人間症状がないときに真面目に治療するのってめんどくさいですよね…

すごくわかりますー。
私もしょっちゅう漢方飲み忘れるしめんどくさくていいやって思っちゃう時も多々あるので…

それでも地道に続けるのが大切なのかなって自分に甘甘ながらも頑張って続けてます。

頑張りましょうねー!

最後までお読みくださりありがとうございました!

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