全米酒さ協会が発行するメルマガ2019年春号を翻訳-①

酒さ
全米酒さ協会発行

こんにちは、ちょめです。

 

アメリカにNational Rosacea Sociery(全米酒さ協会)という団体があります。

日本語ページはありませんが、酒さについての一般的な注意点や、新しく分かってきた情報などを紹介していたりしています。

登録すると年に何度かメールで新聞のようなものが送られてくるんですよ。

ただ内容も内容なので単語も難しくて読むのはとても時間がかかっていたんです。

ということで少し前の号になってしまいますが、2019年春号を一部翻訳をしたので何度かに分けてのご紹介と、私が思った事について書いてみます。

日本語訳を間違えているところや違和感ある文などあるかもしれませんが、ご了承ください。

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酒さ啓発月間で医学療法の大切さが強調される

こちらが元です。
RosaceaReview_Spring2019Digital (1)

以下、翻訳した文章です。

 

「酒さはひどく繰り返す可能性がある。 – 外見を恐れて心配すればするほど、最悪の時期に前触れもなく現れ、最も目立ち恥ずかしい場所−つまり顔−に現れる可能性が高まってしまうのだ。

すぐには消えない赤みや見苦しい隆起として。

 

幸いなことに今日では、酒さ患者は今までになかったほど楽観的になることができる理由がある。その良いニュースは、医学的および手技的療法の素晴らしい進歩により、次の“最も良いこと”がますます達成しやすくなったということだ。その“最も良いこと”とは、透明肌である。

国民酒さ協会(NRS)は、この極めて多い、生命を脅かすほどの障害(酒さ)について国民にもっと知ってもらうために、4月を酒さ啓発月間に指定した。

アメリカでは1600万人以上、世界中では4億1,500万人以上の人にこの症状があると推定され、その人たちには診断と適切な治療のために、皮膚科医に診てもらうよう求めている。

ヘンリーフォードヘルスシステムの皮膚科臨床研究責任者であるリンダステインゴールド博士は、こう言う。「酒さの病気のがいかに生活で重荷になるかという最近の研究は、明確な肌を持つことがどれほど重要であるかを示しました。というのも、酒さは個人としての外見に影響してしまうため、生活の質(クオリティーオブライフ)に大きなダメージを与えるものだからです。

多くの場合、たった1つの顔の欠点や、たった1つの顔が赤いことに対するコメントが、その人の丸一日を台無しにしてしまうのです。」

1,675人の酒さ患者を対象としたNRSの調査では、90%がこの疾患が自尊心と自信を低下させたと述べ、そして52%が、この疾患のために対面で人と接触することを避けたと答えた。

別の調査では、重症の症状を抱えている人の51%が、酒さのせいで仕事を逃したとさえ述べている。

しかし、酒さの徴候や症状がほぼ解消されると、患者の生活は劇的に改善される場合が多い。 750人以上の酒さ患者を対象とした、新しいNRSの調査では、酒さを改善ました人の84%が、心理的健康状態が改善したと述べた。

※新しい研究では、コーヒーが酒さの発症リスクを低減させる事がわかった。」

感想

英語ですっごく読むの時間かかってもこの会の発行するものが好きで読む理由は、書いてる人がきちんと酒さを持つ人の内面を理解したような文章を書いている事です。

最初の、

「酒さはひどく繰り返す可能性がある。 – 外見を恐れて心配すればするほど、最悪の時期に前触れもなく現れ、最も目立ち恥ずかしい場所−つまり顔−に現れる可能性が高まってしまうのだ。」

たったこれだけでも理解されてる気分で嬉しさがこみ上げてきます。

日本には酒さに関する記述をするのはほとんどが病院のページでの「酒さとは」みたいなものですからね。

「1,675人を対象にした調査で、約半数の人が自信と自尊心の低下があると述べ、症状が重い人の半数が仕事を逃した」との内容の記述もあります。

これを聞いてどう思うか。

まず感じた正直な感想は、「私だけじゃないんだ。自分が怠けてるからじゃないんだ。」と思い安堵する気持ち。

私がそうであるように、心の中で体は元気な自分は怠けてるからうまくいかないんだって自分のことが恥ずかしくて苦しい気持ちを持ってる人は他にも居るかもしれません。

周りにはそういうものだよ、と認めてくれる人や調査結果もなくて。

なんかでもこういう調査結果を見ると、まずは認められたって気になって気持ちがほっとしました。

苦しい人にとって前に進むのってそこからだと思うんです。

ちゃんと疾患と疾患による社会で生きてく上での心の苦しさがもっと明らかになってくれた方がずっと前に進みやすいと思います。

 

また次回この先の翻訳を書いていきます。

最後までお読み下さりありがとうございました。

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