飲み始めて思う!症状で使い分けたい漢方の錠剤と煎じ薬の違い&効能

酒さ
PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像

こんにちは、ちょめです。

 

漢方って処方薬の粉剤、ドラッグストアの粒のやつ、漢方薬局のものといろんなところで売ってますよね。

どれも名前は同じ名前だったりもするので、形状以外になにが違うのか素人が見ただけだと分かりにくかったりします。

そんな漢方ですが、この記事では漢方薬局とドラッグストアに売ってる市販品について、形状と成分量の違いについて書きます。

その違いを理解してると、「漢方」を使ってみる幅が広がるかなって思います。

もし良かったら読んでみてくださいね。

スポンサーリンク

漢方の形状「つぶ状、錠剤」「煎じ薬」

漢方薬の形としてエキス製剤(顆粒、錠剤)・煎じ薬があります。

エキス製剤は、つぶ状でツムラの漢方の処方薬の形として多く知られていて、錠剤はドラッグストアなどで見かけることが多いです。
一方煎じ薬は、乾燥した生薬を水で煮出した液体として飲む漢方薬のことで、漢方薬局での処方で見られる形です。

エキス製剤は、煎じ薬の液体を飛ばした上で固めるために賦形剤などの添加剤を添加して顆粒、錠剤にしたものです。

エキス製剤と煎じ薬に効果の違い

エキス錠剤と煎じ薬は形状がまず違うわけですが、この2つの漢方の違いについて私が分かりやすいなと思った例えが、

インスタントコーヒーと豆から挽いたコーヒー漢方.jpより)

私はコーヒー大好きなので、ここで妙に理解しました笑

エキス錠剤も煎じ薬の水分を飛ばして残ったエキスなので、元は一緒。

でもやっぱり水分を飛ばすために熱することで水分以外の成分も飛んだり熱によって壊れてしまったりするので、煎じ薬そのものに比べると含まれる成分は減ってしまうのを避けられません。

さらに、エキス剤にすると香りや味も減ります。

これは飲みやすくなるというメリットでもあるのですが(全然違うので、煎じ薬と比べてとても飲みやすいです)、漢方では香りや味も薬効であると考えられてるようなので、そういった意味でも煎じ薬に比べるとエキス製剤は少し弱めと言えるようです。

ですが飲みやすいのがメリットでもあるように、エキス製剤にすることで持ち歩きも可能になったり飲み難い液体は飲めないという人でも漢方を取り入れられるので、単純に効能成分の量だけでなく全体として良い点もたくさんあるエキス製剤ですよね。

エキス製剤で効果がないなら煎じ薬にするという手も

取り入れやすいエキス製剤を飲んでいるけど、なんかちょっと効果が物足りないなと感じるという人も多いみたいですね。

私も過去に同じように特に効かないなぁと思いながら、1日3回も飲むエキス製剤を非常にかったるく思いながら飲んでた時期がありました。

単純に飲んでいる漢方の種類が合っていないという場合は先生との相談になると思いますが、エキス製剤だともしかしたら成分が薄いからという場合も全くないこともないかもしれません。

そういうときの1つのオプションとして、煎じ薬に切り替えて効果があるかみていくというのもありかなって私は思います。

最後に一言

エキス製剤、煎じ薬それぞれ形状も違って有効成分も違ってきます。

メリットデメリットがありますが、自分の症状に合わせて保険の効くエキス製剤で効果があるならエキス製剤、もう少し効果を出したいなら煎じ薬にチャレンジしてみるというように使い分けができるといいですよね。

私も今のところはツムラのエキス製剤でコントロールできているのでしばらくはエキス製剤の漢方にお世話になろうと思ってますよ。

煎じ薬飲まなくてはいけなくなることがないように祈ります~笑

ここまでお読みくださってどうもありがとうございました!

 

 

コメント