【酒さからくる吹き出物対策】:保険が効く漢方外来に行ってみたよ

酒さ

酒さのコントロール治療としてよく出される漢方。

皮膚科でも内科でも漢方専門店でも処方される漢方だけど、科や病院の違い、保険が効くか効かないかなどの違いで出せれる漢方も値段も数十倍にまで変わってくる。

今回初めて保険漢方外来に行ってみたので、酒さのコントロール治療としてはどうだったか紹介するよ。

スポンサーリンク

もう少し深く漢方治療をしてみたい

10年程前に酒さと診断されてから、初めて飲んだ漢方は皮膚科で処方してもらったツムラの漢方で数年飲んでたよ。

でも、すごい効果があったかな?と言われたら特にそんな気もしなくて、もうちょっと専門的な漢方を飲んでみたいなって思うように。

そこでこれまでに私が通った経験があるのは
①その人に合った煎じ漢方を処方してくれる保険医内科
②保険の効かない漢方専門店

医者との相性、通いやすさ、値段、それぞれの良し悪しがあったものの、どちらも数年通ったよ。
(それぞれについてはまた別の機会に書くつもり)

ツムラの漢方薬と煎じ薬

保険医で処方される漢方はツムラの漢方がほとんど。
1包ずつ小分けになっていて、医者が処方するたびに成分を調節する必要がなくなってる。

既製品になってるから成分的にもある程度万人向けに作られてる。

一方煎じ薬は、飲む人に合わせて中身のバランスを調整するので、目的に合って中身のバランスを変更できる。

飲んだ漢方が症状にぴったり合致すればの話だけど、一般的には煎じ薬の方が効果が強い。

漢方外来を選んだ理由

今回私が行ってみたのは①でも②でもない漢方外来。
保険が適用される漢方を処方する漢方専門医のところ。

私が今回漢方外来を選んだ理由は、
・漢方治療はある程度長期で行うものなので、保険が効く漢方の方が価格面で続けやすい
・毎日20-30分かけて煎じる必要のない保険漢方のツムラをのんびり長期的に続けようと思ったから

というもの。
今はがっつり攻めた治療の煎じ薬をするより、期待は少なくとものんびり低価格で続けられるツムラの漢方をやる気分だったっていうのが大きいかな。

初めての保険医漢方外来、どんな感じ?

保険が効くツムラの漢方薬が出るのは知っていたので、正直言うとあまり大きな期待はしないで行って来たよ。

実際に行ってみた今回私が行ってみた保険診療の漢方外来はどんなだったかというと、

・普通の内科診療よりも詳しくこれまでの経緯や嗜好などについて話す時間を設けてある
・腹部を押した感触や痛みなどの触診、舌の状態チェックがある
・処方薬はツムラ漢方。基本的には患者も漢方の処方を前提に来て、先生も漢方での治療を前提としている。必要に応じて西洋医学のクリームも処方するか聞いてくれる


こんな感じだった。

保険漢方外来の良いところ

今回初めて行ってみて良かったと思ったところは、

・皮膚科、普通の内科と比べて、’’漢方は効果がなかなか出ないこともよくあること’’、’’探りながら色々試してやってきましょう’’ そんなスタンスで進めてくれる。
結果がなかなか出にくい酒さの人間にとっては、結果がでないと医者に対してもプレッシャーを感じるので、この点はとてもほっとする感じがあった

・皮膚科よりも”話”への重点が大きくて、相談しながら決めていく感じがあったところだったよ。

処方されたのはツムラ125番

ちなみに今回の漢方外来で何が処方されたかについて。

今回はツムラ125番を処方されたよ。

ツムラ 125

ツムラ125
桂枝茯苓丸加薏苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン)

月経不順、にきび、しみ、手足のあれの治療に使用されます。 通常、比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴える人に用い られます

引用: ツムラ くすりのしおり

配合生薬
薏苡仁(ヨクイニン)、桂皮(ケイヒ)、薬(シャクヤク)、桃仁(トウニン)、茯苓(ブクリョウ)、牡丹皮(ボタンピ)

引用: ツムラHP 桂枝茯苓丸加薏苡仁

カタカナにすると名前すごく長いね!

この125番、ニキビに良いとされてるヨクイニンが配合されてるよ~

酒さそのものに直接の効果は効かないかもしれないけど、酒さからくる吹き出物に少しでも効果があれば、症状の安定にはなりそうだね!

内科医への伝え方

肌目的で医者に受診したとき、皮膚科医以外の内科医へ酒さのことを伝えるか?
これはちょっと悩ましい問題。

私はこれまで酒さという名前を出して微妙な対応をされたことが多かった経験から(多分専門以外の病名を出されても分からないから反応しないんだと思う)、

軽く伝えてから、そこの先生にはなにに困って来たのかを伝えるようにしてるよ。

酒さと伝える側としてはなかなか勇気のいること。

医者だから親身になってくれて理解もしてくれるかもしれないと期待して伝えても、特に見ないでその先生にとって必要な情報のみで診断には十分な様子だと、やっぱりちょっと傷つくというか、あんまり言いたくないなって気持ちになる。

まとめ

ということで、今回は私が行ってみた漢方外来についての体験をシェアしました。
病院によっても変わってくる部分はあると思いますが、行ってみようかなと迷っている方がいれば1つの参考になればと思います。

酒さをコントロールする上で漢方は長期的な付き合いになるもの。
価格や医者との相性も含めて、続けられる自分に合ったところを探せるといいですよね。

私もツムラ125番をしばらく試してみるよ!

コメント