実体験で納得できる「酒さが白人に多い理由」と体に与える影響の強さ

酒さ
PexelsによるPixabayからの画像

こんにちは、ちょめです。

 

酒さは白人種に多いことは知られていますね。

欧米では酒さは日本のようにマイナーな疾患ではありません。

白人種に多いのは分かってても、何故かと言われるとただ白いからかな~くらいな印象の方ももしかしたらいるかもしれないので、この記事ではなぜ酒さ患者は白人種に多いのかについて書いてみますね。

もし興味あれば読んでみて下さい。

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有色人種にあって白人種にないもの

酒さが白人種に多く出る理由は有色人種とは異なる紫外線と肌の関係と言われています。

有色人種と白人種の肌の一番の違いは、メラニン色素

肌の有色になるものですね。

紫外線との関係性におけるこのメラニン色素の役割は、簡単に言うとメラニン色素が皮膚を紫外線から守るカーテンのような役割をしてくれてる関係です。

このカーテンがとーーーーっても貴重で、優れたものなんですよ。

これがあるかないか、それだけで肌へのダメージが全然違うのです。

人種別にメラニン色素が少ない順が、白人種、黄色人種(日本人)、黒人種であり、皮膚がんの発生がが多い人種の順もこれと同じです。

メラニン色素が多いか少ないかによって、体への影響は大きく異なります。

メラニン色素があるとない、紫外線を浴びた時の反応

人間の肌をタイプ別に現したものです。

日本人はⅡ~Ⅳなんだそう。となると白人の方はⅠ~という事でしょうね。

私は肌の色が薄く、日焼けすると酒さ関係無しに真っ赤になり、日焼けもするのでⅡです。

参照:公益社団法人日本皮膚科学会

この表で見ると、上にいくほどメラニン色素が少なく下に行くほど多いことになります。

メラニン色素が比較的多い黄色人種と多い黒人種の場合、紫外線を浴びたときにカーテンの役割をしてくれるメラニン色素が紫外線を吸収してくれます。

これがいわゆる「日焼け」であり、一般的に肌は黒くなります。
黒くなるのはメラニン色素が紫外線を吸収した結果の反応ということです。

一方でメラニン色素が少ない白人種が紫外線を浴びたときは、赤くなりますね

くなるのは、カーテンであるメラニン色素が少ないために、直接肌細胞が紫外線によってダメージを起こし炎症を起こしてしまってるためです。

繰り返し日焼けにより炎症を起こす事によって細胞へのダメージが重なり、皮膚がんが多いという事です。

メラニン色素のカーテンが無いだけで皮膚がんを多く引き起こす程に強い紫外線、他の疾患も起こしても全く不思議じゃないですよね?

酒さも皮膚がん同様に、メラニン色素が少ない肌の人間が紫外線を浴びることによって多く発症すると考えるのは妥当と言われており、実際に肌のメラニン色素の少ない人種のところで酒さは多く見られます。

目も同様に強いダメージを受ける

目の色の濃い薄いの違いもメラニン色素量の違いです。

白人種のアイカラーに多く見られる青、グリーン、グレー、茶などは黒よりも色素の薄い目のカラーも薄いメラニン色素を表していて、紫外線を多く浴びると色素の多い人よりも視力が落ちやすかったり白内障などのを引き起こしやすいです。

分かりやすい違いの例では、メラニン色素のカーテンが無いため色素の薄い目の色をした人はより光を眩しく感じます。

ちょめ
ちょめ

ちょめは目の色素が薄くて茶色です。
生まれてからずっとこの目なので人と比べて眩しいのかどうかは分かりませんが、夏の晴れた日のコンクリート上や明るい電球の下にいると目を開けれなくなる事があります。

目の玉のサイズなんて小さいものなのに、メラニン色素が多いか少ないかだけで紫外線から受けるダメージがこんなに違うのかと思うと、紫外線の力の強さと体に与える影響の大きさを感じますね。

色白で紫外線を多く浴びた実体験

私は元々肌の色が薄いほうです。
日焼けをすると赤くなった後に繰り返すと段々黒くなってくタイプ。

目も茶色で色素が薄いので、体質的にメラニン色素が少ない部類に入ります。

メラニン色素が少なくスキンタイプで言うとⅡとなり、酒さの発症が多い白人寄りのメラニン色素量です。

しかし比較的メラニン色素を持つ日本人の中で暮らしてきたので、10代の頃はそこまで日焼けに対する危険性は持ってませんでした。

部活で毎日のように太陽光線を浴びて汗をかいての繰り返しで、日焼けの上に日焼けを重ねる毎日でした。

ちょうどその時期に酒さを発症。

はっきりとは分かっていませんが、もともとの体質に加えてメラニン色素の少ない肌質に不十分な日焼け対策、大量の紫外線が揃った事で酒さを発症した可能性は十分にあると考えられると思っています。

酒さを発症する年齢やきっかけは、いろんな人の報告を見ると本当にばらばらで紫外線だけがきっかけではありません。

ただ私の発症のきっかけは、多くの白人人種に見られるようなメラニン色素の薄い肌に繰り返し浴びた紫外線の組合せが要因だったように実体験から感じます。

色が白い子に関しては特に、子供のうちから紫外線対策は必要だなって思います。

最後にひとこと

ということで今記事では肌の性質からみた酒さが白人種に多い理由と、私が酒さを発症した実体験からみた紫外線が体に与える影響の大きさについて書いてみました。

こういった理由で白人種に多いんだなと理解すると、やっぱり紫外線対策は酒さにとって重要優先事項だなと思います。

最後までお読み下さりありがとうございました!

 

 

 

 

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