全米酒さ協会が発行するメルマガ2019年春号を翻訳-②

酒さ
全米酒さ協会発行

こんにちは、ちょめです。

 

私が購読してる全米酒さ協会(National Rosacea Society)から無料で発行されてるメルマガ、英文なのですが、酒さについてこうやって出る文章がとても貴重なので翻訳して読んでいます。

時間がかかるため去年の春号のものにになってしまいますが、せっかくなのでご紹介していきます。

前回の①はこちら。

↑アメリカで行われた調査によると、酒さを発症した人の多くが自尊心と自信を低下を感じ、人との接触に消極的になり、重症の人の約半数が仕事を逃したを回答。

今回はその次です。

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酒さと鬱

こちらが原文。
RosaceaReview_Spring2019Digital (1)

以下、素人翻訳した文章です。
ところどころ変な部分あるかもしれません、すみません。

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ウェイクフォレスト医学学校の研究者によって行われた最近の研究で、酒さとうつ病の重症度レベルとの間に相関関係があることが発見された。

その研究では、大学皮膚病学クリニックの酒さ患者195人に尋ねて、うつ病に関するアンケートを完成させた。

その結果、酒さの徴候および症状の重症度とうつ病の程度との間に直接的な統計学的関係が示された。

酒さ患者の約31パーセントが、それぞれの程度の鬱病を報告した。
22%が最小限のうつ病の症状を、7%が軽度のうつ病を、1%が中度うつ病を、1%が重度のうつ病を示した。

患者は、自らの酒さの症状の重さを0〜10のスケールで評価した。
その結果、2(最も重症度が低い)から8(最も重症度が高い)の範囲で回答された。

研究者らは、より深刻なレベルのうつ病を有する患者がより深刻な酒さの症状を有しているようであることを見出した。

というのは、 重度のうつ病患者の平均酒さ重症度は5.5であったが、うつ病のない患者の平均酒さ重症度は3.1であったからである。

本研究では酒さ患者の約3分の1だけが何らかの形のうつ病を患っていたとはいえ、研究者らは、酒さ患者のうつ病は医学的治療を信じて頼ることの乏しさと関連していると述べた。

酒さは精神的健康に深刻な影響を与える可能性があるが、同時に酒さは治療可能であることを忘れてはならない。酒さ患者は、医学的診断と治療をによって、自分の外見だけでなく精神的健康と生活の質を改善するチャンスが持てるのだ。

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身体的ダメージより精神へのダメージ

酒さの患部は体全体でいうと小さな範囲です。

特に初期の数年は酒さとわからないくらいのレベルかもしれません。

皮膚表面のみですし、命に係わる疾患ではありません。

それこそ最悪治療しなくても、痒みはあってもアトピー等のアレルギーによる痒みに比べたら比べ物にならないくらい程度は軽いかもしれません。

酒さ疾患の一番の苦しさは間違いなく身体的ダメージでなく精神的ダメージ(と思う)。

目に付く「顔」だけにある日突然現れて、原因がわからず多くの場合不可逆的に進行していくことが苦しいのだと思う。

そういった意味で、うつ病との関連性は凄く納得。

酒さにかかったことによってメイクができなくて外に出ずらくなったり、人との接触が嫌になりこれまでできていた仕事を辞めざるを得なかったり、人から心無い指摘をされたり。

これいつまで続く?というかどこまで進行するの?という不安。

その根本の原因にあるのは改善の見込みが自分で感じられないことによる絶望感だと思うんですよね。

酒さだけでないかもしれないけど皮膚疾患の苦しいところは、身体的には健康なので通常の生活の維持を期待された中で増える不安を戦わないといけない事にあると感じます。

うつ病と診断されなくとも、強い落ち込みや不安に襲われて家に籠りがちになったり、人と明るいところで話すことが苦手になったり、人間関係を変えてしまったなど本来の自分に大きく影響を及ぼしている人はかなりの数がいると思うんですよ。

そんな中でも治療しただけ改善するわけでもないので、どうにかして自分の状況を変えるか自分の気持ちを変えるかしなければならないわけで。それが難しいのだけど

私は酒さになって20年近くになるのにまだまだです。

前向きになる時期もあれば、不安で落ち込む事も多々。

さいごに

今回は酒さと鬱との関連性についての内容でした。

もともとのメルマガが結構文字数が多くて長いのでまだしばらく続きます。

次回は「医師は症状による感情への影響を考慮する必要がある」というような内容です。

今日も最後までお読みくださりありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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